DynaxTは生い立ちから地元志向の企業です。
そして、DynaxTの社員は今もほとんどが地元人間の集まりです。
しかしこれからは、東京などの大都会の仕事と比べてもDynaxTが魅力的になり、それらの企業を断ってでも若く優秀な人たちに「DynaxTに就職したい!」と言ってもらえる魅力ある企業になることが目標です。
企業の中心は社員です。
社員が生甲斐のある企業を育てていくことが私の第一の目標です。
そしてそのために長く継続できる企業を目指しています。
現在DynaxTは、派遣を含めて大切なお客様にICTシステムを製造し、運用するプロジェクトの受託をしている企業です。安心安全を提供する製造業です。
このようなシステムは1社1製品です。
各受託プロジェクトでは、お客様が満足されることはもちろん第1条件ですが、それ以外で私の考える2大目標は、以下の2つです。
(1)QCTDを守って利益がでること
(2)プロジェクトを通して社員が成長を実感できること
技術を維持するためにはお客様にICTを活用したシステムを提供し続けることと同時に、社内で自由に発展的な技術実験ができる自社製品を持つ必要があります。
「さぬきから世界へ」発信するために当社が力を入れているのがAIを応用した製品の研究開発で、具体的には以下の4つに取り組んでいます。
・MathPubとMPCプログラミング教室
・音声案内アプリ
・IoT技術分野の遠隔管理・監視クラウドサービスシステム
・医療物流システム
これからは、論理思考で解決できるもの、例えばプログラミングの製造テストなどもAIによって自動化される可能性が大きいと考えています。
ソフトウェア業界(他の業界も)は少量ロットの、顧客の競争力をより強めるための仕様に合わせた、そしてパーソナライズされた、創造力豊かなイノベーションが重要になります。
近未来の技術者は機会、ここではあえてオポチュニティと言わせて下さい、を追求することを行う必要があると感じています。
DynaxTは今後も特に人間しかできないこと、例えば、ICTシステムの創造的な提案・顧客の要望を顧客の言葉でまとめあげる要件定義や設計を提供できる人財を育てる環境を作ります。
これを達成するために社内の真の民主化を進め、風通しを良くして、かつ社内に妥協のない、人事・技術・実績等の評価システムを構築することも重要事項の一つとして取り組んでいきます。
顧客の声が社内全体に聞こえてくる社風を構築し、これに応える能力を養成していきながら、DynaxTの得意な技術領域でビジネスを拡大し、世界に向けて羽ばたく大きな夢を持ってこれからも取り組んでいきたいと考えています。